遥かな虹を越えて

Good luck my way.

ロックだな!

昨今TLを賑わしている諸々について正直に思ったこと。

(現実にそうしたというんじゃなくてあくまでイメージです。念のため)

 

一番最初にすばるさんがアーティスト系らしい潔さでばっと全部脱ぎ捨てて全裸になって

「ありのままの俺を見てくれ!」

ってやってて、さすがだロックだすげー肝が座ってるなカッコイイ!と思っていたら、今度は錦戸さんがソロライブでやっぱり一糸まとわぬ全裸になって

「素の俺を見てこれからの判断材料にしてくれ」

とやったんで、ロックな魂を持った人だけあって飾りのないストレートな言葉と行動で来たなーさすがだなーと感動してたら、きらびやかなアイドルだからまさかやらないだろうと思ってたグループメンバーさんまでもが

「飾らない俺たちの真実、受け止めてくれ!!」

と全員で思い切りよくすぽぽーんと脱ぎだして、予想外の出来事にうっひょーと倒れ込みながら

(そういえばwikiの彼らの項に『ロックバンド』て書いてあったっけか……)

と今更ながら深く深く実感しているところ。←長い

例え今は道を分かっても、さすがかつては同じ釜の飯を食っていたメンバー。みんなロックだよ……最高にかっこいい!

 

ロックとは反骨。そして反体制。

権力に抗い、大勢に抗い、世論にもファンにすら媚びず自らの思いのまま突き進むアーティストのこと。

ゆえにファンは、どれほど苛烈な批判を浴びても頑なに自分の意思を貫き通すアーティストの姿を見て

「ロックだな!」

と称賛するのでした。

 

……

この「ロックだな!」という言葉は実に万能で、褒め称える以外にも

「え?またボーカルがバンドつまらんって言ったって?ロックだな!」

と、少しばかり遠い目をしながら言うことも可能(笑)

紅白と選考

紅白の出場歌手が発表された後、TLに紅白選考の基準についていろいろ流れてきたので、関ジャニさんを例に集めたデータと今までの知識を駆使(というほどのものでもない)して簡単に考察してみました。

 

まず、NHKが公表している選考基準はこんな感じです。

www.nhk.or.jp

これらのうち、手持ちデータがあり比較のしやすい

1.今年の活躍−A)CD・カセット・DVD・Blu-rayの売り上げ

と、その年のテーマと楽曲とのかみ合わせが重要になる

3.番組の企画・演出

 それからこれはサイトに掲載されていませんが、かねてから重要視されていると囁かれている

NHKへの貢献度

このあたりを加味しながら見ていこうと思います。

 

2012年(初出場)テーマ:「ニッポン ラララ♪ 歌で 会いたい。」

● 歌唱曲

浪花いろは節(発売:2004年/累計:18万枚/テレ東「裏ジャニ」ED)

 ⇒関ジャニさんのデビュー曲であり、明るく健全な盛り上げ曲でもあるから選ばれた?

無責任ヒーロー(発売:2008年/累計:40万枚/日テレ「SUPERうるぐす」テーマ)

 ⇒最大の売上枚数を誇る関ジャニさんの第一の代表曲であり、明るく健全な盛り上げ曲でもあるから選ばれた?

● 2012年発売シングル

・愛でした。(累計:32万枚/TBS『パパドル!』主題歌)

・ER(累計:38万枚/『エイトレンジャー』主題歌)

・あおっぱな(累計:25万枚/テレ朝『ボーイズ・オン・ザ・ラン』主題歌)

 

2013年(紅白2回目出場)テーマ:「歌がここにある

● 歌唱曲

・T.W.L(発売:2011年/累計:26万枚/テレ朝『クレヨンしんちゃん』テーマ)

 ⇒明るく健全な盛り上げ曲だから選ばれた?

・へそ曲がり(発売:同年/累計:34万枚/テレ朝『お天気お姉さん』主題歌)

 ⇒同年発売シングル中で最高の売上枚数であり、明るく健全な盛り上げ曲でもあるから選ばれた?

● 2013年発売シングル

・へそ曲がり(累計:34万枚/テレ朝『お天気お姉さん』主題歌)

・涙の答え(累計:29万枚/『100回泣くこと』主題歌)

・ココロ空モヨウ(累計:26万枚/フジ『陰陽屋へようこそ』主題歌)

 

2014年(紅白3回目出場)テーマ:「歌おう。おおみそかは全員参加で!

● 歌唱曲

・オモイダマ(発売:同年/累計:21万枚/テレ朝『熱闘甲子園』テーマ)

 ⇒紅白のテーマと合った曲(甲子園=高校生コーラスとのコラボ)であり、明るく健全な盛り上げ曲でもあるから選ばれた?

● 2014年発売シングル

・ひびき(累計:26万枚/TBS『Dr.DMAT』主題歌)

・キングオブ男!(累計:39万枚/『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』主題歌)

・オモイダマ(累計:21万枚/テレ朝『熱闘甲子園』テーマ)

・ER2(累計:24万枚/『エイトレンジャー2』主題歌)

・言ったじゃないか(累計:31万枚/TBS『ごめんね青春!』主題歌)

・がむしゃら行進曲(累計:23万枚/日テレ「地獄先生ぬ〜べ〜」主題歌)

  

2015年(紅白4回目出場)テーマ:「ザッツ、日本! ザッツ、紅白!

● 歌唱曲

・前向きスクリーム!(発売:同年/累計:32万枚/「オロナミンC」CMソング)

 ⇒同年発売シングル中で最高の売上枚数であり、明るく健全な盛り上げ曲でもあるから選ばれた?

● 2015年発売シングル

・強く 強く 強く(累計:17万枚/日テレ「ドS刑事」主題歌)

・前向きスクリーム!(累計:32万枚/「オロナミンC」CMソング)

・侍唄(累計:17万枚/テレ朝「サムライせんせい」ED)

 

2016年(紅白5回目出場)テーマ:「夢を歌おう

● 歌唱曲

ズッコケ男道(発売:2007年/累計:24万枚/タイアップなし)

 ⇒無責任ヒーローと並ぶ代表曲であり、明るく健全な盛り上げ曲でもあるから選ばれた?

● 2016年発売シングル

・罪と夏(累計:30万枚/タイアップなし)

・パノラマ(累計:18万枚/フジ「モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON」OP)

・NOROSHI(累計:27万枚/『土竜の唄 香港狂騒曲』主題歌)

 

2017年(紅白6回目出場)テーマ:「夢を歌おう

● 歌唱曲

・なぐりガキBEAT(発売:同年/累計:31万枚/『破門』主題歌)

 ⇒同年発売シングル中で最高の売上枚数であり、明るく健全な盛り上げ曲でもあるから選ばれた?

● 2017年発売シングル

・なぐりガキBEAT(累計:31万枚/『破門』主題歌)

・奇跡の人(累計:28万枚/日テレ「ウチの夫は仕事ができない」主題歌)

・応答セヨ(累計:24万枚/『泥棒役者』主題歌)

 

2018年(紅白7回目出場)テーマ:「夢を歌おう

● 歌唱曲

・ここに(発売:同年/累計:28万枚/テレ朝『関ジャム』EDテーマ)

 ⇒紅白のテーマと合った曲(大阪万博とのコラボという『夢』を歌う)であり、明るく健全な盛り上げ曲でもあるから選ばれた?

● 2018年発売シングル

・ここに(累計:28万枚/テレ朝『関ジャム』EDテーマ)

 

 ……

紅白で選ばれた曲をぱっと見て気付くのは、

・明るく健全な盛り上げ曲である

という共通項があること。

どこかで明言されたわけではないのですが、どうも関ジャニさんはTOKIOさんと並ぶ紅白の盛り上げ要員(明るく楽しいお祭り曲で沸かせる・演歌勢のバックで賑やかし・トークやミニコーナーへの出演などで楽しませる)として期待されているフシがあるので、選曲もそれに沿ったものになっているんじゃないかと見ています。

逆に言えばシリアスな曲・セクシーな曲は選ばれにくいわけで、2016年には30万枚のヒットとなった『罪と夏』があるのに『ズッコケ男道』が選ばれたのは、『罪と夏』が盛り上げ曲ではあるけれどちょっとしたお色気要素が入ってるからじゃないかと考えています。

ともあれ、こうして盛り上げ要員として重宝されているのも「NHKへの貢献度」に入るわけで、メンバーさんがNHKにレギュラー番組を持っているということの他に、こういったことも選曲ひいては出場選考そのものへの重要なファクターとなっているんじゃないでしょうか。

 

ちなみに紅白にはもう一つ、

*選曲についてはNHK側から今回はこの曲をと指定されるが、出場回数を重ねるとアーティスト側から歌唱曲の指定が出来るようになる

という噂が(あくまで噂ですが)あって、だから6回目(2017年)まではかつてのヒット曲や番組テーマに沿った曲、30万枚以上の累計売上があった曲などが選ばれていて、7回目(2018年)くらいからようやく関ジャニさん側がこの曲で行きたいと指定してるのかなとも思っています。

 「多くの人が知る代表曲」「明るく健全な盛り上げ曲」という基準で選曲されていたら、もしかしたら去年の紅白は『ここに』ではなく『がむしゃら行進曲』か、もしくはもう一度『無責任ヒーロー』が選ばれていたかも……?

アーティストの結婚

好きなミュージシャンや俳優さんが結婚すると聞いたら、個人的には祝福とか落胆とかよりもまず「結婚したらどう変わるんだろう?」という不安が先に立ちます。

今まで見てきた範囲ではですが、パートナーを得ることで活動がより堅実で安定したものになる人もいれば、えっと確か結婚した筈だよね?と二度見したくなるくらい何も変わらない人もいれば、独身時代のキレがなくなったり家庭優先で仕事が雑になったりする人もいるという感じで、しかも実際結婚してみないとそのどれになるかまるで分からないので、何ていうか祈るような気持ちです。

 

そんなわけで、個人的には仕事できっちり魅せてさえもらえたなら結婚にはこだわらない派。

逆に言えば、音楽に酔いしれパフォーマンスに魅了されステージングを楽しむために行くライブ、特にロックのそれで、ステージに所帯っぽさを持ち込まれるとテンション下がるというか、明日の仕事が待ってる現実に引き戻されて冷静になっちゃうというか……はい。

パクリと偶然と創作の泉

世にメロディや歌詞、コード進行などが酷似した曲が出ることはままありますが、この二曲の例を見てからは、安易にパクリパクリいうのはやめようと思うようになりました。

 

こちらは1978年4月に発売された細野晴臣さんのアルバム『はらいそ』に収められた一曲『Worry Beads』。

細野晴臣『Worry Beads』

 そしてこちらが、同じく1978年の10月に発売された教授こと坂本龍一さんのアルバム『THOUSAND KNIVES OF』に収められたタイトルチューンです。

ちなみにアウトロは君が代のオマージュになっているそう。

 奇しくも同じ年に発売となったこの二曲。

重ねてみるとさらによくわかりますが、偶然というにはあまりにも似すぎています。

『はらいそ』がリリースされたのは1978年4月25日で、『THOUSAND KNIVES OF』がリリースされたのは1978年10月25日。

『はらいそ』の方が『THOUSAND KNIVES OF』より半年ほど前にリリースされていることに加えて、坂本さんが『はらいそ』にキーボーディストとして参加している(6曲目『ファム・ファタール~妖婦』にピアノ、エレクトリック・ピアノシンセサイザーで参加)ことから普通ならあらぬ疑いがかかりそうなものですが、当の細野さんご自身が『THOUSAND KNIVES OF』のライナーノーツにこういう一文を寄稿なさっているため、ファンの間では奇跡の偶然ということで落ち着いています。 

ところで、最後にもうひとつ不思議な因縁を言っておきたい。
6曲目(※注:『THE END OF ASIA』)の主旋律の話しだが、このメロディーは僕も使ったのだ。
こう言うとおかしいかもしれないが、あのメロディーは確に私も創ったし、坂本龍一も創ったのだが、それは同時に使ったともいい直せるのだ。
理力のエネルギー場は宇宙全体に拡がり、誰しも自由に、海の塩を取るように利用できる。
その力がブラックであろうとホワイトであろうと、はたまたイエロウであってもエネルギーはひとつである。
要はそのエネルギーを引き出し、利用し、操る力があるかないかの問題であり、彼は音楽をとおしてその秘密を探っているのだろう。
かくいう私もイエロウ・マジックを身につけるべく、日夜戦いつづけているのだ。 ‐1978.10‐

——坂本龍一「THOUSAND KNIVES OF」ライナーノーツ『坂本龍一のソロ・アルバムに寄せる惜しみない讃辞。/細野晴臣』より引用

 かつて、とあるミュージシャンが言っていました。

音の組み合わせは無限にある。

けれど、たった7つと少しの音(ドレミ音階)を、人が心地よく聞こえるように組み合わせるのには限界がある。

その組み合わせは既に使い果たされようとしていて、誰も聞いたことのない、全く新しいメロディを作り出すのはこの先どんどん難しくなっていく。

メロディメーカーを目指す若いミュージシャンにとっては厳しい時代になるかもしれない。――

 

だからすぐにパクリだなんだ言わず、全く新しいメロディを生み出すのが非常に困難なこの時代に、それでも未知のメロディを創り出そうと頑張っているクリエイターさんたちを精一杯応援していきたいと思っています。

誰も聞いたことのない、どの時代のどんな音楽家も生み出せなかったメロディを体験する。それもまた音楽クラスタとしての大きな喜びの一つ。

安易に糾弾して、未来への可能性の芽を摘むのは避けたいものです。

ダブルミーニング!

sword-heart.hatenablog.jpBANZAI JAPAN』の『BANZAI』が、料理番組らしく「万歳」と「番菜(惣菜のこと)」の二つの意味を持っていることにふと気づいた祝賀御列の儀の朝。

だから「Kyoto」では「O-BANZAI」と「O」をつけてたのか……御晩菜……!

 

今日は朝からスカッと晴れてて本当におめでたい!

 

○○バージョンとか△△アレンジとか。

 

 錦戸さんが独立後初のソロツアーでグループ時代に作った曲を歌った件でちょっとした論議が起きてると聞いて、そういえばHYDEさん(←ソロ名義)もソロでのツアーで自分が作詞作曲したラルクの曲(HONEYとか)歌ってたなー、どころかkenちゃんが作曲担当した曲もセトリに入れてたなーとふと思い出したり。

個人的にはグループの時に発表した曲をソロツアーで歌うことの是非より、原曲のままかそれとも何かアレンジが施されてるかの方がいつも気がかりです。どのバンドでもどの歌手でもままあることだけど、ナントカバージョンとか銘打ってなんか物凄い、うっかりするとオリジナルの原型を留めないような何かもうホントものすごいアレンジされてしまうことがあるので。

え、この曲そういう方向で変えちゃった!?マジで!??えっ、ちょ、待っ!!的な。

聞き慣れないっていうのもあるかもしれないけど、アレンジ度合いが大きければ大きいほど、「……オリジナルのが良かった……」てことになりがちという経験則。

 

それはさておき、グループ時代に作った曲をソロツアーで……というのは度胸あるというか、思い切ったことやったなーという感じです。

以前どこかのヴォーカリストさんが言ってたんですが、ライブで最近の曲と昔の曲を歌った時、どうしても昔の曲の方が反応が良いと。

どちらも同じような気持ちで作ったものだけれど、それでもやっぱり昔の曲の方がライブで大きな歓声が上がるし、みんなのノリもいいし、ファンレターでも昔の曲をもっとセトリに入れてくれと言われるので、それが前の自分に負けたみたいで悔しいと。

だから、新しく作った曲も昔の曲に負けないくらい、超えるくらいの歓声が上がるようなものにしていきたい……というような結論になってた記憶があるんですが、今の曲より昔の曲の方を求められるのは心が(ちょっと)折れてしまうようなことも仰っていたと思うので、同じミュージシャンでありヴォーカリストでもある錦戸さんが恐らくはそういうことも全部承知で飲み込んだ上であえてグループ時代の曲を入れた、まだ世に出ていないアルバム曲のある意味最強のライバルとなる昔なじみのような自作曲をセトリに入れ込んだというのは、単に曲数が足らないから〜ということ以上の何かを感じました。

 

先のヴォーカリストさんの言葉を借りるなら、ソロになってから発表した曲へ向けられた歓声がグループ時代の曲へ向けられた歓声と同じになる、あるいは上回った時こそが、彼の人の本当の意味での出発点になるのかもしれません。